2012年7月12日木曜日

覇王 2012年上半期 ベスト10&トホホ!!

おなじく2012年上半期に遊んだゲームを、おもしろかった順にランキングしてみました。今年のゲームではないものも入っています。

1位 ゼルダの伝説 スカイウォードソード
M1グランプリだって、優勝するのはみっちりネタがつまってテンポよく展開する漫才でしょう?そういう完成度です。ただし、美味しいところだけを遊ばせようという現代性もありながら、10年前から変わらない枠組みの古さもあって年齢不詳な箱入りゼルダ姫。大勢のクレバーでユーモラスなスタッフさんたちが5年もかけたら出来上がるのかと思うとこれからの数年がさみしいけれど、そもそも今作のセールスが今ひとつなようでこれからのシリーズ展開さえ不安だったりするので、やっぱり姫には純潔を守りとおしてまたお目にかかりたいなの1位!


2位 GRAVITY DAZE
重力操作の興奮とロマン。"見えるところには行ける"という自生するオープンワールド空間の舐め回し方として、一つのアンサーだと思う。移動が心地よければ、このジャンルのゲームが基本おつかいであってもすすんで向えたし、新しいエリアに到達したらコレクトアイテムを血まなこ探しながら心で笑ってた。操作のぎこちなさや長いロード、思わせぶりなダイアローグには余計なカルシウムの消耗をさせられたけど、ゲームを終了してコンビニに向かいながら、PortalやMirror's Edgeでのそれと同じく「あそこ行くならここでまず無重力浮遊して向こうに高速落下して…」なんて想像してたのが惚れた証拠。


3位 風ノ旅ビト
高解像度化はゲームの観光価値を高めてくれたと思う。そこでしか見れない圧倒的な景色を、ヴィジョンを、体験することが出来るか。核爆発の瞬間、海底都市、西部の荒野、遠未来の宇宙といった今世代必見のツアーリストに"夕日が照り返す砂漠"を必ず追加しよう!


4位 悪魔城ドラキュラXクロニクル
ソフト日照りのVitaで何か遊ぶゲームはないかと吠えていたところへ、じゅげむに教えてもらった大傑作。シリーズ未経験だったけど、高難度に自分の操作が最適化されていくのが心地よい伝統的な面クリア型のクロニクルと、豊かな絵、音、アクションにあふれた探索型の月下の夜想曲という両端の名作を遊んじゃったもので、私の心になかなか消えない伯爵の噛み痕が残った。


5位 AngryBirdsシリーズ
新しいiPadで遊び直して開眼して以降、気づけば過去シリーズの大半と最新作AngryBirds Spaceまで遊び込んでもた。
初心者も上級者も、ゲームに対する入力は"画面をスライドして離すだけ"という横一線。しかして、その上手さは入力の手数や組み合わせでなく、勘や予測や経験といったプレイヤーの内面にあるってところが良いと思う。

6位 ルミネス エレクトロニック シンフォニー
1プレイを1時間以上ぶっ通しで遊べるパズルゲームが他にあるだろうかっちゅう。1ゲーム終わるたびにメニューに戻される、しかもロードが長い、死なないとリトライできない、リトライすると前回のスコアが無効になる、あたりは大いに不満だったけど、それでも手広く多ハード展開してる中では、PSVitaで遊ぶのが最高じゃないっすか。



7位 Trials Evolution
どうせまた面白いし、どうせまたキーキー言いながら遊ぶだろう事はわかっていたからもういいかと思ってたのに、結局遊んでどうせの通りだった。
ファミコンの昔からある着地の美学がアナログスティック、トリガー、物理挙動、ゴージャスな演出、そしてこまかく刻まれスピーディーなリトライ(とそいつのツレの高難度)らと出会って怪獣になっちゃった。据え置き機で提案できるカジュアルゲームのお手本。ちなみに前作よりは簡単になった印象。よりは、ね。

8位 JetPack Joyride
過去記事参照(http://gameinquisition.blogspot.jp/2012/06/jetpack-joyride.html)

9位 モーターストームRC
PS1時代にコード・マスターズの「マイクロマシーンズ」に熱を上げたクチかつ、それ以来同ジャンルとの接触がなかったので、スクショ第一弾解禁から約束されていた購入。アイテムやブーストといったつい振りかけたくなる調味料は一切なしのストイックさは、繰り返されるリトライの襟を正してくれて好意的に感じたし、YouTubeで「タミヤRCカーグランプリ」の動画を見るリテラシーまで上がったけれど、カスタマイズと対戦がないのはなんでや。
それでも正味1、2分間の、一筆書きのような集中力を問われる作りは携帯機と相性良く、PSVitaはiPhone感覚でスリープ/復帰できて物理ボタンも備えているんで、今回あげさせていただいたようなゲームをコンスタントに提供してくれたらもう、全然愛せるからSCEさん頼む

10位 バイオハザード リベレーションズ
FPS、TPSのシングルプレイにおけるネタ運びの定番を抑えつつ、工夫が随所にあってナイス。画面が2つあるという前世代機からの特徴が、3DSになってPS2そこそこのゲームにも使えるようになったことで改めてその縁の下の仕事ぶりを感じた一本。マップの確認やアイテム管理を上画面とゲーム進行を邪魔せずできる、とかね。もう当たり前になっちゃってるけど、改めて京都と下画面を向いてありがとう!ホント言うと、アクションに特化した前作「マーセナリーズ3D」の方がもっと好きだったりする。


トホホ 3Dクラシックス パルテナの鏡
撃っても跳んでも気持ちよくなかった。

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